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ゆきがや便り(第五話) Back Number

ちょっぴり掃除はいかが?  2003.1.1
          

昨年の秋に情報誌を眺めていたら、「ナチュラル・クリーニング」の記事が目にとまりました。
重曹とクエン酸など、身の回りにあるものを使った「体に優しく、自然を壊さない」掃除法です。日頃 食生活もなるべく添加物のないものをと、心がけている私にはとてもうれしいニュースに思えました。

この掃除法はあっという間に広まり、年末には街のDIYショップやスーパーでも、重曹、クリーニングクロスなど買えるようになりました。我が家のそばの生協にもあります。
材料 やスプレー瓶がない場合、最初に揃えるのが面倒といえば面倒ですが、それぞれの場所にあった合成洗剤を買う手間もなくなりますし、塩素系の強い洗剤を使う気持ち悪さがないので、子供たちにも抵抗なく使わせられ、「掃除」という大イベントが「週末の気晴らし」くらい軽い感覚になってきました。たしかに強い洗剤にくらべれば劇的な効果がないけれど、こつを覚えれば汚れ落としに大して支障はありません。

秋の陽が長いとき、子供たちが裸足でベランダに出て、「炭酸水をスプレーしながらスクイージーで水気を取る」方法で、ガラスをみがいてくれました。いままで新聞紙でこすったり、ガラス専用洗剤を試したりしましたが、こんなに効果的なガラス磨きはありませんでした。
それに気をよくして、毎日のフローロングの掃除も「ぞうきんモップ」で、汚れのひどい場所はスチームクリーナーでこまめに掃除をしてみました。簡単にさっぱりと気持ちよく過ごせるようになった気がします。汚れたら洗ってまた使う、あるいは水だけで掃除ができるという手軽さが大人にも、子供にも受けました。使い捨てでなくても充分です。

毎年、大晦日に北風に吹かれながら掃除をしていたことがうそのように、今回の掃除は簡単に済みました。大掃除だとがんばって1日で終えなければならないような気がしていましたが、「ちょっぴり掃除」を何度かしておけば、気持ちも仕事量もずっと楽になりました。

ナチュラル・クリーニングを紹介しているのは、私たちと同世代の女性翻訳家、佐光紀子さんです。もともと仕事でアメリカの環境活動家の著作を翻訳したことがきっかけだったそうです。3人のお子さんの育児中、仕事を抱えながら出会ったお掃除法を広めるために『ナチュラル・クリーニング』(ブロンズ新社)の本も出版されました。ちいさなお子さんのいる家庭にも安心して薦められます。サイトではナチュラル・クリーニングに使う道具も販売されています。

http://www.katoko.com/

<Sachi>

 

 
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